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クレアチンには何がはいっているのか?パートU
By ウィル・ブリンク Will Brink
 

はじめに

多分情報に詳しい読者の皆さんには覚えておられる方もいるかと思いますが、だいぶ前に、市場に出回っているクレアチンのうち、色々な不純物や汚染物を含んでいる物があるという暴露記事を「クレアチンにはいったい何がはいっているのか」といった題で書きました。(この記事はMASS Media第1号に記載しています。)その記事では色々なクレアチンの質に大きな差違がある事に焦点をあて、元来の「クレアチンはクレアチン」と言った概念を打倒しました。また、低品質のクレアチンに見られるディシアンダイアマイド、クレアチニン、ディハイドロトリアジン、ナトリウムといった主な不純物をいくつか調べました。クレアチンのブランド12種類程度をハイパーフォーマンス液体クロマトグラフィー(HPLC)で分析して見たところ、ドイツ大手製薬会社の製造するクレアチンが他のどの製品よりも優れていること、また特に中国製の物には上記不順物が高いレベルで含まれている事等が分かりました。

どういう訳か私はスポーツサプリメント消費者の保護者か何かの様なあまりうらやましくない評判を頂戴している様です。2〜3ヶ月前、クレアチン、それにピルビン酸製品に関する新しい試験結果が、クレアチンのテストを最初に行った研究所からどっさり私の所に届きました。それは言わば裏口から手に入った様な物なのですが、そのテストを行った会社というのは年商何億ドルという製薬会社で、世界中で最も大きい化学中間体(クレアチン製造に使用する化学薬品も含めて)の製造会社の一つです。別にその様な試験を行うのに年商何億ドルの製薬会社でなければ出来ないということではないのですが、科学品の化学品の不純物をテストする事にかけてはお手の物の会社なので、私は机の上に一杯積みあがっている書類の埃をはらって中からテストの結果の書類を取り出し、私たちが口に入れるクレアチンサプリメントのいくつかの現状に関する記事をこうして書き始めたわけです。しかし、残念ながらいいニュースではないのですが。


クレアチンの現状 

ある意味ではクレアチンの現状は去年からあまり変わっていないと言えます。次第に増えてきているものの、やや高価で純度の高いクレアチンを売る会社が2〜3、あとはまずまずまずと言える物から品質最低のクレアチンを売っているのが現状。これらのテストで見る限り、ある面でいくつかのアメリカの製造会社はよくなった様ですが、中国の製造会社は悪化したようです。添付の図表は去年のものからずっと新しくなったものでクレアチンの中には不純物を相当含んでいるものが見られます。中にはある種の不純物を3400ppmも含んでいるケースがあり、実に製品の3.5%にもなっています。ご存知の通り、クレアチンを摂取する時は200mgなんてものではなく、5.000mg、あるいは人によれば10.000mg(5〜10g)を摂取するのですから、製品に3.4%もの不純物が含まれていたとすればそれは1回量10gにつき340mgにもなります。ローディング期間ならその数字はもっと高くなります。これらの科学不純物に特別毒性がなさそうなのは幸いな事ですが、その内の一つであるディハイドロトリアジンには毒性データがないので、僕の考えでは検出可能の微量(n.d)以上混入していないのが望ましいと思います。上質のクレアチンに含まれるディシアンダイアマイドは50ppm以下、クレアチンが100ppm以下、ナトリウム100ppm以下で、ディハイドロトリアジンが検出不能(n.d.)となっており、いわゆる「いいもの」はこれらの標準を容易に満たしており、その他は図表に示されている通りずっと落ちます。最も、どの製造会社でもバッチにより上記の数字にさが出来るのが普通ですが、これらの数字が上質のクレアチンの平均的数字と考えて頂いて結構です。

製造会社
ディシアン
ダイマイド
クレアチニン
ディハイドロ
トリアジン
ナトリウム
ドイツの製造会社
<20ppm
<50ppm
n.d.
20ppm
中国製造会社1
18,000ppm
100ppm
n.d.
n.d.
中国製造会社2
2,300ppm
1,500ppm
n.d.
n.d.
アメリカ製造会社1
300ppm
2,500ppm
90ppm
n.d.
アメリカ製造会社2
400ppm
190ppm
410ppm
750ppm


液体クレアチンとジェルの現状

液体クレアチンの問題に関してはどこからはじめましょうか?液体クレアチンとジェルのテスト図表で見られる様にサンプルのサイズがあまり大きくありませんが、テストは液体クレアチンとジェルの中でもかなり良く知られているブランドを対象としています。もっとサンプルのテストを行っても多分結果的には大した違いは無かっただろうと思います。

なぜかと言えば液体クレアチンとジェルを売っている会社が、我が社こそ液体ジェルのクレアチンを安定させる魔法に近い製法を発見したと消費者に宣伝した所でそれを信用する根拠が今の所無いからです。私に分かっているのは世界でもトップのR&Dの科学者の何人かが繰り返し私に、クレアチンは何ヶ月も何年も液体やジェルの形でその安定性を保つことが出来ないと説明してくれたことと、世界でも大手のクレアチン製造会社が率直に離してくれた事には、スポーツドリンクの大会社からクレアチン入りのドリンクをデザインしてくれる様依頼を受けたがどうしてもクレアチンを液中で安定させる方法が見つからず、何百万ドルのビジネスチャンスを見送らざるをえなかったという事実です。ひょっとして小さな会社や個人の事業家が、世界中のクレアチンを扱うトップの研究でも出来なかった安定化のプロセスを発見する可能性もあるでしょうが、そういう事はまずないと思えます。ところで、液体クレアチンやジェルに関して厳しい事を言いましたが、最近、ある会社の科学者から連絡を受け、それによると本当に安定した液体クレアチンを90%近い将来発売にこぎつげるという事でした。しかし、現在市場に出回っている製品にはどれも安定性のあるものはないというのが、彼らの意見でした。このテスト結果もその意見に一致していますが、何にでも可能性というものがあるでしょう?読者の皆さんにも分かる通り、ジェルの中には、クレアチンが11.2%でクレアチンをたくさん含んでいるとか、液体のものではクレアチンがわずか14.4%というのも有ります。しかし、これらの製品に関しては皆さんの判断におまかせすることにしましょう。

製品形状
クレアチン
ディシアン
ダイマイド
クレアチニン
ディハイドロ
トリアジン
ナトリウム
ジェル1
14.4%
120ppm
5,000ppm
n.d.
840ppm
ジェル2
11.2%
54ppm
7,000ppm
n.d.
n.d.
液体
16.8%
570ppm
5,000ppm
860ppm
n.d.


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