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| 成長ホルモン(GH) サプリメントスプレー
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| By デービッド・ホルトン David Halton |
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ボディプラスには、ホンモノの成長ホルモン(GH)として宣伝されているスプレータイプのサプリメントに関する質問の電話が、殆ど二日に1度はかかってくるようなので、
ここでそのGHとGHスプレーについて見てみよう。
スポーツ界におけるGH
故ダン・ドゥシェインによると、ホンモノのGHは、スポーツ界において最も求められているドラッグであるということだ。 ボディビルに関しては、コンテスト準備の為の厳しいダイエット中に、筋肉組織のロスを防ぐ効果があるということが主にGHが使われている理由である。
多くのボディビルダーは、体重やサイズのプラトー(壁)に達したと思われる時、そのプラトーを破る為にGHを使用する。 経験を積んだボディビルダーが1年間で突然30ポンドもの筋肉を付けた様な時は、GHを他のドラッグと共に大量に使用したことが明白である。プラトーを突き破ることが可能となるこのアドバンテージのおかげでミスター・オリンピアコンテストで5位にも入賞しなかった出場者が次の大会で優勝してしまうなんてことも起こり得る訳だ。(心当たりは無いだろうか?)
GHの機能
GHは脳のベースに位置する脳下垂体腺で製造され、 血液中に勃発的に送り込まれる。 そのうち何度かは直接骨や筋肉細胞に届いてその成長を促す訳だ。
届かなかったGHは、60〜90分以内に肝臓内で破壊されてしまうが、そうして中和されてしまう前に肝臓でインスリンに似た成長因子(IGF)が造られる。
この物質が血液中に循環して身体が脂肪を活用するのを助け、筋肉タンパク質の合成を向上させるのだ。 GHの増大がもたらす最終的な結果は体脂肪の全体的な減少とリーンマッスルマスの増加である。
ホンモノGHのコスト
スポーツ界で最も欲せられているドラッグであると同時に、GHはまた最も高価で、使用するのは非常に煩わしいものである。GHの短期使用で一日に150ドル程もかかるらしく、そればかりか毎日の痛い注射に耐えなければならないのだ。
GH スプレー
「しかし今ではホンモノGHの効力を持つ、便利でしかも良く効くスプレーデリバリーシステムが何と1ヶ月分18,000円の格安で手に入る!」
これって話が良すぎるのではないだろうか? もちろんそんなことはあるはずがなく、その製品がインチキな理由を5つ下に挙げてみた。
GH スプレーがインチキである3つの理由
(1)サプリメント製造会社は本物のGHを販売できない
米国ではGHは医療処方薬として分類されておりFDA (食品医薬品局) によって、州 及び連邦政府の規制で厳しく管理されている。 その購入は医師の処方箋を得て販売免許を持つ薬局かクリニックでのみ可能となっている。現在、米国でGHを製造している製薬会社は2社しかない(LILLY社、
GENETECH社)。 GHの製造技術は特許であり、法律で製造会社の使用のみに限定されており、 同様に米国へのGHの輸入もFDAにより禁止されている。
そして、サプリメント製造会社は、本物のGHを製造する技術も投資力も持ち合わせていないのが現状だ。
(2)ホンモノのGHは非常に不安定である
保存と運搬の為にGHは真空でフリーズドライし、粉末にしなければならない。 そしてこの粉末でさえも、溶かして液にした直後に注射するまで冷蔵しておかなければならないのだ。
GHの分子は溶液にするとその効力を失うのが速いため、液体のままその活性を維持するのは不可能である。
(3)GHは経口服用では効果がない.
GHの使用は注射のみ許可されている。経口服用で効果があるという証明はされていない。 もし経口服用で効き目があるなら、医薬品会社は何百何千の患者達が注射の痛みに耐える必要がないということで、競って販売しているに違いないだろう。
何億ドルもの研究予算を持つ医薬品製造の大会社が未だ成功していない時に、どこか小さなサプリメントの会社がたまたまこの難しい技術を発見したと言う可能性があっただろうか?
また、GHは大きくて壊れやすいタンパク質の分子で、きっちりとした順に並んだ191のアミノ酸から成っている。 この様に巨大なタンパク質分子は、粘膜を透過することができないのだ。
粘膜というのはもちろん口内、特にGHスプレーの販売元がそこからGHの吸収が可能としている舌下の粘膜などを指すものだ。 それに加えて、もしGHを飲み下した場合、それは他のアミノ酸やタンパク質分子と同様に消化されてしまう。
さてこれでGHについて少し明らかになったので、 GHの製造と分泌を最も効果的にする3つの方法を調べて見よう:
1)GH を維持するアミノ酸のサプリメント
GHの製造と分泌に不可欠なアミノ酸というのがある。 これらのアミノ酸は、アルギニン、ロイシン、ライシン、フェニルアラニン、オルニチン、ヒスチジン、バリン、それに
メチオニン である。 これらのアミノ酸は、脳内でニューロトランスミッターの作用、又はGHの前駆物質的作用、或いはその両方の作用をしてGHの分泌に効果を及ぼすものだ。
多くの科学的証拠がこのことを裏付けており、ここにボディプラスが探し出した物の中でGHを維持するのに最も効果的と考えられている3つのアミノ酸についての研究結果を挙げてみよう。
アルギニン
GHレベル の増加にアルギニンのみ、或いは他のアミノ酸と合わせて、アルギニンのサプリメントの効果を測定した研究が幾つかある。 ジャーナル、「ACTA
ENDO 1992,99」 に発表された研究では、体重1kgにつき250mgのアルギニンを経口服用した被実験者のGHピークがアルギニン投与後60%上昇したことが示されている。また、イタリアのローマ大学で行われた研究では、L-アルギニン1200mg
とL-ライシン1200mgを年齢15歳から20歳までの健康な男子に経口投与した所、GHのレベルが7倍に増加したことが認められた。 その結果は「CURRENT
MEDICAL RESEARCH AND OPINION」誌 (1981;7;475ー481)に発表されている。
興味あることには、この研究に使用されたLーアルギニンの形態のよるせいなのか、研究者は上記の実験結果を未だ再現することができずにいる。 ローマ大学での研究に使われたのはアルギニンの一形態であるL-アルギニン
パイログルタメイトで、これはライシンと合わせた時、GHレベルを上昇させることが分かっている唯一のアルギニンのタイプである。 この研究を基に開発された製品でアルギニンのパイログルタメイト形態を使用しているのが、ビバリーインターナショナルの「GH
ファクター」だ。
GABA
イタリアのミラノのミラノ大学付属 FIRST MEDICAL CLINIC (第一医療クリニック)における実験で、GABAがGHのレベルをかなり上昇させることが分かった。
この研究は被験者19人、プラシーボ投与者18人を比較して行ったもので、GABA投与後90分で被実験者19人全員のGHレベルが平均5.5倍も上昇したと報告している。
グルタミン
グルタミンのアナボリック(同化性) 、及びアンチカタボリック (抗代謝性)等の効果に加え、最近の研究において、経口グルタミンの1回2gの投与で、GHのレベルが430%以上上昇したと、「AMERICAN
JOURNAL OF CLINICAL NUTRITION」 (臨床栄養学誌)にその結果が発表されている。
2)GHを最大限に刺激するトレーニング
研究によれば、GHは長時間の適度の運動後よりも短時間の高強度の運動後に大量に分泌されることが分かっている。 長時間のハイレップ運動は、事実GHのレベルを下げる可能性もあるため、ワークアウトは45〜60分で切り上げるようにすると良いだろう。また、
6から8レップのセットを重いウェイトを使って行う。重いウェイトを使用して少ないレップ(7回)を行う方が、21レップのセットをするよりGHの分泌が多くなることを示した実験もある。忙しいスケジュールに追われている我々にとっては難しい選択だが、1日に2、3回の短い高強度ワークアウトをする方が1度に長時間ワークアウトするよりもより効果的と思われる。
3)充分な睡眠
GH製造を最大限にするために充分に睡眠をとることが大変重要である。ヒトの体内では激しい運動と深い睡眠の最初の30〜90分の間に最も多量にGHが分泌されるのだ。
運動をして適当な刺激を与えられた筋肉は睡眠中に回復し、癒される。少なくとも毎晩8時間の睡眠をとるようにし、また大抵の人には不可能なことだが、日中60〜90分の昼寝をするのが理想的である。
インチキのGHスプレーではGHのレベルアップは見られない。 それよりも正しくトレーニングし、睡眠の回数を増やすと同時に適切なアミノ酸を摂ることが大切である。 |
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